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YPシステム、EV充電スタンド向け消火システム開発

2012年1月31日 14:10

YPシステム、EV充電スタンド向け消火システム開発

 二酸化炭素(CO2)を利用した車載用消火器などを開発・販売するワイピーシステム((吉田英夫社長、東京都東村山市)は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の充電スタンド向け消火システムを開発した。システムは充電中のスタンド内からの出火と、配線や車両バッテリーの出火に対応する外付け消火器などで構成する。同社では今夏めどとしたユニットの生産本格化を目指して委託先を募るほか、スタンドとの一体型への発展を視野に充電スタンドメーカーなどへの提案活動を強化する考えだ。
 消火システムはスタンド内部に出火を感知する熱・煙・光センサーや消火剤となるCO2のボンベを設置する。また配線コードやコネクター、過負荷による車両バッテリーからの出火用として外付け消火器を用意した。さらに、出火や消火、電流の遮断指示を充電スタンドシステムの管理センターなどへ報告・通報するための無線システムにも対応が可能だ。
 消火剤として使用されるCO2は、化学プラントなどで発生する排ガスを回収・精製したもので環境負荷低減に貢献する。また、消火後の機材に対するダメージが最小限に抑えられることなどから車載用初期消火器として利用されている。同社では、こうしたメリットと実績をアピールし拡販につなげる。
 今回開発した消火システムも車載用など従来製品を応用したもので、充電スタンド向けのほか大型事業所などの集中配電装置への利用も可能とする。そのため、自社販売と充電スタンドへの組み込み型の二通りで販売、供給していく考えで、完成車メーカーやスタンドメーカーなどへの提案にも注力する。

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