開発・試験機器
ジヤトコ、新興国向け小型FF用AT開発
2010年8月31日 12:00
ジヤトコは30日、新小型FF(前輪駆動)車用4速AT(自動変速機)を開発したと発表した。新興国市場での使用を想定し、信頼性の高い要素技術の流用と細部の設計見直しで、ロバスト性(環境変化に対する耐性)を確保すると同時に、メンテナンス性を高めたシンプルな設計とした。変速制御の改良により運転性も向上した。静岡県富士市の同社富士第4地区で生産し、中国で発売の日産自動車「マーチ」に搭載される。
新型ATは1989年に日産のサニーに搭載されて市場投入した小型FF車用4速ATをベースに21年ぶりに刷新した。累計1100万台以上の生産実績を持つベストセラーユニットの信頼性の高い要素技術を流用し、さらに細部を見直すことで新興国市場で求められるシンプルな構造で耐久性の高いユニットとして開発した。
基本性能の向上を目的に、超扁平トルコンの採用や部品の設計見直しなどにより、従来型に対し全長を11%短縮、重量も15%軽量化した。フリクションも32%低減して単体の効率を向上し、燃費向上への貢献も果たした。





























